
当たり前のことを大げさに言ってる気がするけど


当たり前だからこそ気を付けないといけないね
私たちがハウジングセンターに通い始めて、ある担当の方が言いました
「自分たちの理想の家は3回建てたら作れるといいますからね」
こっちは”一生に一度の大きな買い物”という気持ちで注文住宅を購入しようとしているわけですからとてもじゃないですが3回も建てられません。そこで、我が家の性分なんでしょうね。独学でいろいろ調べるわけです。
『間取りの方程式』という本
間取りの方程式
著者 飯塚豊 /発行所 株式会社エクスナレッジ
・間取りの組み立て方が分かった
・自分たちにはなかった考え方を知れた
・打ち合わせの時にアイデアが浮かぶ
・大手ハウスメーカーで建築予定の人
・間取りはすべて任せたい人
・理論を学ぶのが苦手な人
初めにお伝えしておきますが、この本は大手ハウスメーカーで建てたい人にはあまり向いていません。大手で建てるということは、その分自由が利かない部分が出てくるからです。一方、地元に根差した工務店や一部エリアで頑張っているような工務店さんだとある程度願いを聞いてもらえるかもしれません。
そして、この本自体、建築関係に進もうと思っている学生さんや現場の方に向けた本でした。家を注文する側の人が読むには参考程度にするのがいいかもしれません。
間取りに方程式なんてあるのか
方程式と聞くと、小学校や中学校で習うようなy=○xのような方程式を思い浮かべるかもしれません。算数嫌いにとっては嫌で仕方ないものですね(笑)
そういう式がたくさん出てくるわけではなく、間取りを考えるときの大切なルールについて書かれている本です。
間取りの考え方・土地の使い方といった基本となることが紹介されています。
敷地を理解しよう
いい敷地と悪い敷地
自分たちが建てようとしている土地がいい敷地なのか悪い敷地なのか、まずそれを把握することが大切です。その土地を生かした間取りを考えるのに役立つということですね。
土地の良し悪しを検討する目安が①土地の広さ②日当たりの良さの2点です。みんながみんな土地が広くて、日当たりのいい土地を手に入れられるわけではありません。土地が狭くて、日当たりが多少悪くてもそれを生かした間取りの考え方があるということです。
著者の飯塚さんも『間取りの成否は、「敷地を読む」段階から始まっています』と言っています。
要望をまとめよう
土地の大切さももちろんですが、自分たちがどんな暮らしをしたいかをまとめることも大切です。
要望をまとめるときに見落としがちなポイントもこの本では、紹介してくれていました。見落としがちなポイントとは
・駐車の仕方
・屋根の形状
・将来の居住者数
・建築費以外のコスト
・家相へのこだわり
だそうです。いわれてみなければ忘れがちなポイントですよね。これらを事前に考えておけば、いざ住んでみたら思ったのと違ったということが無くなるかもしれませんね。

参考になったこと
この本を読んだことで実際に役に立ったこともあります。
工務店を決めてからのことになりますが、実際に間取りの検討に入っていくわけです。そこで、「洗濯機から干す場所までの動線を使いやすくしたい」と思ったとき提案された間取りだけでなくこちらから「こんなことはできませんか」と質問できるわけです。もちろん相手はプロの方ですから「できますよ」「おすすめしません」とかアドバイスをくれるわけです。
家を建てるためには、私たち施主が任せきりでは住みやすい家にはならないと思います。自分たちになりに勉強して質問して、納得のいく間取りを考えるというのも私たちはやってみてよかったと思っています。
ちなみに、この本を読んだからと言って自分たちで間取りを考えられるわけではありません。間取りのベースはプロに任せるのが一番だと思います。
一方で、建築の勉強をしている学生さんや若手の営業さんにとっては、間取りを考えるための大切なことがたくさん書かれていたのでアイデアを得るのには素敵な一冊だと思いました。

施主が建てたい家の要望をしっかり伝えるのは大切だね
任せっぱなしにしないで自分たちでできることもちょっとずつやっていくといいかもね

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