注文住宅の打ち合わせが始まって数回たったある日。
iPad miniのソフトウェアキーボードでは打ち合わせの内容を記録するのには辛かったためBluetoothキーボードを買いました。
それが
iCleverのIC-BK06
です。
打ち合わせが始まってからちょうど1年が経ったので使い心地や機能をレビューしていきたいと思います。
外観
畳んだ状態の大きさは横幅16.5cmとコンパクトです。
安っぽさは感じませんが、高級感もないちょうどいい素材感です。

開いても横幅23.5cmなのでコンパクトです。
特徴的なのがこのキーボードは開いた時にVの字になります。

使い始める前はこのVの字がどうなのかなと思っていましたが使ってみると案外使いやすいんです。
Vの字であることで、キーボードを打つ時の手首の角度や腕の位置がちょうどよく収まります。
キーボードの小ささが気になりにくいのはそのせいかもしれません。
使い方
ペアリング
初めて接続するときは、Bluetooth機器の接続方法と変わりません。
キーボード側の操作としては「fnキー+T」でペアリングを開始します。

そのあとは機器一覧から
「iClever IC-BK06 Keyboard」
を選ぶだけです。
特に難しい操作もなく簡単に接続することができます。
接続機器の切り替え
このキーボードは最大3台の機器を登録できます。
接続機器の切り替えはキーボードで行います。
「fnキー+Q or W or E」
のコマンドで切り替えます。

何番にどの機器を接続したか覚えておく必要はありますが、3台登録できるのは便利です。
私の場合、自宅用のiPad mini 職場のiPadと使っていますが接続切り替えも簡単なので重宝しています。
もしQのチャンネルに1台登録している場合は
「fnキー+W or E」を押し、その後「fnキー+T」を押せばペアリングできます。
使い心地
いいところ
約1年使って見て感じたいいところをお伝えします。
・携帯性
・バッテリー持ち
・キーボードの打感
携帯性
持ち歩くために購入したので、携帯性を重視して購入したと言っても過言ではありません。
このIC-BK06は半分に折りたたむことができるのですごくコンパクトです。
しかも軽い。
折り畳んだ状態では、iPadminiよりコンパクトです。
折り畳んだ状態では、実寸で横16.5cm 縦10.2cmです。
開いても横が23cmなので机の上を圧迫することもありません。
携帯性を気にされる方にはおすすめできます。
バッテリー持ち
バッテリーも十分満足できるレベルです。
これまで使用してきて充電した回数は数えるほどしかありません。
4月からは職場でもほぼ毎日使用し、週末に打ち合わせなどで3時間くらい使用しましたが2、3ヶ月に1回充電したかなというくらいです。
1度満充電してしまえば、よっぽど酷使しない限り1日で切れるということは考えにくいです。
もし出張などで持って行く場合は、充電ポートがUSB-Aなので最近主流のUSB-CやApple製品に使われているLightning端子とは形が違うので変換アダプタかケーブルが必要です。
キーボードの打感
これは正直全然期待していなかったところですが予想以上にいいです。
コンパクトなボディですがしっかりとした打感がありノートパソコンのキーボードと遜色ありません。
好みの問題もあるでしょうが、個人的にこの打感は好きです。
残念なところ
続いては残念なところをお伝えします。
1年使ってみて大きな不安はなく過ごしてきました。
ただ細かい部分で気になる部分もあるのでそれが嫌な人は購入はやめておいた方がいいです。
・若干打ちづらい
・記号が使いにくい
若干打ちづらい
これは購入前から分かっていた部分でもあります。
コンパクトになる分キー1つ1つが小さくなるので打ちづらさが残ります。
また、折り畳むために真ん中に空間がありますがこれがいつものキーボードとの違いで慣れるまで打ちづらく感じます。
なれてしまえばどうってことはないんですがしばらくはストレスを感じる方もいると思います。
打ちづらいと言っても使えないレベルではありませんので、コンパクトさを求めている方には自信を持っておすすめします。
記号が使いにくい
キーボードの配置が若干違うので「@」や「〜」「_(アンダーバー)」などの記号を探すことがあります。
またiOSの場合「¥」が打てません。変換で出す必要があるので¥マークを多用する方には不便かもしれません。
WindowsでもiOSでもAndroidでも使用できますが、繋ぐ機器によってキーボードの配列が変わるので注意が必要です。
結局買いなのか?
コンパクトなキーボードを探している人には自信を持ってお勧めできます。
他の折りたたみキーボードと違って折り畳んだ時にすごく薄いのも魅力です。
一方で打ちやすいキーボードを探している人や、持ち運びをしない人にはもっと大きいキーボードやキー配列が普段使い慣れているキーボードに近いものを探す方がいいと思います。
私は、いろんなところに持ち運びたいのでこの商品にしましたが、買ってよかったと思っています。
コメント